在宅医療サービス

在宅酸素療法(HOT:Home Oxygen Therapy)とは、慢性呼吸不全などによって酸素を十分に体内に取り込
むことが出来ない患者様が、ご自宅などに設置した酸素濃縮器もしくは液体酸素容器を用いて酸素を吸入す
る治療法です。高濃度の酸素を吸入することで血液中の酸素不足を補い、息苦しさを改善します。家庭生活
や職場への復帰が可能になり、クオリティオブライフの向上を助けます。

在宅酸素療法の適応基準

慢性呼吸不全のうち対象となるのは、動脈血酸素分圧(PaO2)が55Torr以下の者、及び動脈血酸素分圧
(PaO2)が60Torr以下で睡眠時または、運動負荷時に著しい低酸素血症をきたす者であって医師が住宅酸
素療法を必要であると認めた者である。
適応患者の判定にパルスオキシメータによる酸素飽和度から求めたPaO2を用いることは差し支えない。
適 応 症
高度慢性呼吸不全例 肺高血圧及びチアノーゼ型先天性疾患
慢性呼吸不全例 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
(肺気腫、慢性気管支炎、気管支喘息etc.)
肺結核後遺症、間質性肺炎、気管支拡張症etc.
慢性心不全 その他

在宅酸素療法の流れ

在宅療法保険点数

保険請求および患者さんの負担額
症状および使用する機器により保険点数が異なります。
(厚生省告示第66号より 平成12年4月1日適用開始 令和6年4月1日一部改定)
指導管理料、使用する機器 指導管理料 2,500点
酸素濃縮器(設置用) 4,000点
酸素ボンベ(設置用) 3,950点
設置型液化酸素装置 3,970点
携帯用酸素ボンベ 880点
携帯用液化酸素装置 880点
呼吸同調デマンドバルブ 291点
診療報酬請求額の算出方法
{指導管理料(2,500点)+上記の使用する機器(合計点数)}×10
以上の診療報酬請求に保険適用の場合、自己負担率を掛けると患者さんの月額が算出されます。
【例】 酸素濃縮装置+携帯用酸素+同調器つきの場合...
76,710円×0.3(3割負担の場合)=23,013円
※上記表はチアノーゼ型先天性心疾患に関しては対応しておりませんのでご注意下さい。
なお、この他の医療負担としては、再診料、検査料、投薬代等がございます。各種福祉制度をご利用でき
る患者さんは、より僅かな負担で在宅酸素療法を受けることができます。

使用機器

在宅酸素療法を行う手段として、酸素濃縮器を使用する方法と、液体酸素を使用する2つの方法があります。
液体酸素装置 酸素濃縮装置
酸素濃度 99.5%以上(局方酸素) 90%~95%
酸素濃度の変化 常に一定 高流量で低下
電力の使用 不要(圧力供給) 要 月額 約5,000円
装置の騒音 無し 有り
酸素ガスの熱気 無し 有り(特に夏季)
酸素ガスの臭気 無し 有り
酸素容量 設置型 約 30,000L 停電、故障がなければ無尽蔵に供給
携帯型 約    330L 約150~300L
患者、家族の操作 残量確認
患者、家族による移充填
吸気フィルターの清掃
精製水の交換
携帯用酸素 患者、家族による移充填 乗車によるボンベ配達
携帯用酸素の使用時間
(2L/分)
約10時間(呼吸同調器内臓) 約5時間(呼吸同調器使用時)
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